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2014年04月12日

『 散る桜極北までも追いかくる 』 一休さんを遊ぶ


★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 一休さんを遊ぶ交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★







フォト575『 散る桜極北までも追いかくる 』tw1203





★ 一休さんを遊ぶtw1203

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散る桜極北までも追いかくる

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 > 門前できびす返せば夕焼雲   遊呼


 夕焼け小焼け門前小僧   仁



 一休さんの真似をして『骸骨』を生きるようになったら、いつの間にか『骸骨』が凡愚老仁になり、『骸骨』は人には見えませんので、透明人間を生きている感覚です。透明人間だから、どこでも、誰とでも、自在に交わり、自遊に行動できるんですよ。生身の凡愚老仁は、『骸骨』任せを受容できていますから、同行二人、けっこう二人楽しく遊んでいるんです。



 > 本来の面目坊が立ち姿 一目見しより恋とこそなれ   一休



 本来の面目坊さんに一目惚れして窶れてしまった一休さんがいました。
 恋三昧で寝食も忘れてしまうのです。
 この時一休さんが一目惚れしたのは地上の女性ではないんです。
 <我のみか釈迦も達磨も阿羅漢も この君故に身をやつしけり>と詠んでいますから、その恋人というのは自分自身の中の<もう一人の自分>、つまりはお釈迦さんも達磨さんも恋をして身を窶してしまった法身、<無位の真人>、いいかえれば<空の花>だったんです。
 お釈迦さんも達磨さんも法身に達しますが、それは終わりではなかったんです。
 もう一つの巡り逢いを待たねばならなかったんです。
 迦葉さんとの拈華微笑の巡り逢いです。
 一休さんも晩年、78歳頃に拈華微笑の弥勒さんに巡り逢いました。
 森女さんがその弥勒さんでした。

 一目惚れの恋は窶れてしまうほどの坐禅三昧だったのでしょうけれど、恋弥勒を生きた一休さんはもう窶れたりはしません。恋弥勒三昧ですから至福の歓喜と時を生きたのでした。<死にとない>と一休さんにいわせるほどの歓喜に満ちた日常を全うしたのでした。



 一休さんも森女さんも拈華微笑の恋弥勒を生きたんです。
 これをぼくは至福の恋の道標として<エンドレス・ラブ>と呼んでいます。
 エンドレス・ラブが言葉あそびのゴールです。
 一休さんの残した言葉を真似しながら、言葉あそびでエンドレス・ラブのゴールまで走りつづけたいと念じます。



 散る桜極北までも追いかくる   旅仁tw1201


 あと幾たびの桜に逢うや





 一休さんの『骸骨』を真似るとかなり自遊に<空の花>を遊ぶことができます。

 言葉も『骸骨』からの湧出ですから、凡愚老仁の予期せぬ言葉も飛び出して、凡愚老仁をビックリさせたり、喜ばせたりしています。世間に入り、他人と交わることができなかった凡愚老仁にすれば、『骸骨』に任せっぱなしの言動ですから、生身を『骸骨』に貸しておればいいんです。気楽に、世間も、他者とも、渡り歩いていけるんです。
 ビックリ、ビックリ、眼をヒン剥いて、にこにこしながら、眺めていればいいんです。
 これは、今まで凡愚老仁の知らなかった世界です。
 これから、『骸骨』任せで世間を渡っていけば、門前小僧よろしく凡愚老仁も、そのうち、自ずと世間とも他者とも、普通に親しくおつき合いできるようになるのかもしれません。
 古稀に知る開放感でしょうか・・・



 巷間をすずしく骨の歩きをる   仁


 見るもの花にあらざるは無し



 朝空を知り夕べ愛に死ぬ 歓喜は春を回らせる   旅仁tw1202



 ぼくは空の花だから
 微笑みがぼくを吸い寄せる
 人はまだだが
 花も星も
 ぼくに微笑みかけてくる   五行詩tw1203






巷間をすずしく骨の歩きをる





★ そのまんま575で交心w12s072001

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巷間をすずしく骨の歩きをる


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Posted by 青柳仁 at 19:59Comments(0)一休詩