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2013年01月02日

『 雨蕭々白髪落ちる立夏の夜 』

★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 一休さんの詩を遊ぶ交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★





★ 青のくさみ「森女」遊泳0101w12t0621

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雨蕭々白髪落ちる立夏の夜

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 昨日20日に水曜会スピーチで一休さんのお話しをさせてもらいました。
 二度目のスピーチなので、ずいぶん要領も分かってきたと思っていたのですが、一回目と全く同じような無惨な結果になってしまいました。つくづく不特定多数の人たちの前でお話しすることに凡愚老仁は無能であるのか痛感しました。

 水人さんの静かで、淀みない、ポイントを明らかにしながらの語り口の上手さにあらためて感動しました。間合いの取り方が好くて、聞く方も内容を反芻しながら自問もできる交心が成り立っていたのを学ばせてもらいました。
 面と向き合った身近な青年たちとのその場その場の対話、交心しかしてこなかった老仁には、今さら、まとまった話を要領よく語れる能力は養成しようもないことを実感しました。・・・なのに、どうしたことでしょうね、大人の人たちに夢中になって話しかけていることが、なぜか、熱くなるほど楽しいんです。脈絡もなく想像が飛び回り、言葉が湧き出してきて、止めどなく喋りまくっているんです。初回の反省をこめてテーマも絞り、90分で語れるレジメも用意したのに、はじめっからレジメを使わないトンチマンチ喰らった放談になってしまっているんです。放談の渾沌が楽しいんでしょうね・・・
凡愚老仁は、やっぱり方丈菜園に隠遁して土いじりに恍惚境を遊泳していた方がしみじみHappyなんでしょうね。


 7月4日には、藤人さんのスピーチを聞かせてもらうことができます。
 人のお話を聞くことは林住期の楽しみの一つになりました。今まで青年たちとの面と向かった直談判しかしてこなかったので、本も読まず、研修もせず、映画を観ることも音楽を鑑賞することも瞑想することもなかった半生であったことに思いあたります。まぁそれはそれでよかったんだと肯くほかありませんね。その分リタイアしてから知る楽しみ、学ぶ喜びが新鮮で、好奇心全開の老春を遊べるようになりました。朝カル、九歴、伊都国、古文書館の講座、あちらこちらの講演を聴き漁っています。徒労にも近い燃焼ですけれど、燃焼は一瞬一生の清々しい快感を味合わせてくれるんですよ。

 で、スピーチの終わりに、一休さんの序の口も終わらないままだけれど、本命の一休さんと森女さんの菩薩愛について、もう一度、お話しさせてくださいと、お願いしましたけれど、色よい反応はもらえませんでした。
 もう、うんざりだよ、というのでしょうね。


 というわけでもありませんけれど、徒然侘るの閑仁は、蒼の臭みに浸りきって妄閾遊泳が心味に合いますので、学生時代の『青のくさみ』気分に埋没したくなっています。恍惚境の『青のくさみ』はリアリストの青臭会には顰蹙物でしょうけれど、ミラクルな50年のよしみで、『青のくさみ』発信、ご寛容くださいね。

 もちろん、読まなくってもいいんです。

 まだ発信できる『青のくさみ』が在り、青臭会が健在であることを日々の中に感じることができるのがHappyです。






★ 仁訳一休詩0287『 只誇一場口頭滑 』自賛12t0615

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只誇一場口頭滑 一休與麼不休歇 臺搦手段畫難成 狂雲従来妬佳月

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 只誇る、一場、口頭の滑らかなるを、
 一休、与麼として、休歇せず。
 臺搦の手段、画成り難し、
 狂雲は、従来、佳月を妬む。


仁訳
 ぼくの自慢はね、どこにいても口が達者なことなんだ。
 話しはじめると言葉が湧き出してきて、もうどうにも止まらない。
 時には褒め殺し、時にはこき下ろし、身勝手で絵にもならないよ。
 元々ぼくはね、無口で、あの輝くお月さんのようにおすましの高僧が妬ましいくらいなんだ。
 
 ※ 臺搦=扌に臺。タイジャクと読む。誉めあげたり、こき下ろしたりすること。
 ※ 与麼=ヨモ。どうしても。



 雨蕭々白髪落ちる立夏の夜   仁


 夢閨に仙女添うて私語せん


 ※ 私語=閨の囁き合い、睦言


 7月4日の水曜会、藤人さんのスピーチ、よろしくお願いします。





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



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Posted by 青柳仁 at 22:02Comments(0)一休詩