2014年09月04日
『 おののきのなかから 』鉛のような倦怠に
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★ 鉛のような倦怠に01p01『 おののきのなかから 』
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ついにやぶれないだろうことを予め知りながら
なおやぶれることへの熱い期待は
生の全体にわたる不安にふるえる
ひそかに ひそかに
いのちのおののきを肌の内に耐える痛みを
生活でわりきる哀しみが
ぬぐいがたい習性としてあるのに驚く
恐れは少女に似ているのに
この分別は 少女を裏切る
生活という名の定期便
愛という名の管理機構に
いのちの更生もおしつぶされる
なのにすがるように
生活に戻り 愛に希望を仮託する
いのちを裏切っても
生活と愛は裏切れないさがを
またしても固定する
もはやとりかえしもつかない失われた時に
想いをめぐらすのは不幸なことか
かくて今日のこのおののきは
いつわりにすぎなかったのか
生にしかけられた蒼ざめた罠を
注意深く避けて通った幸福を喜ぶべきか
明日 その幸福を確認するだろう
もしも 傷がのこったとしても
それはやぶれえなかった後悔のしるしではなく
いのちの新しい発見なのだ
今日の日々のさびしさ つらさが
愛のありように新しい光を与えたしるしなのだ
明日 わたしは
偽りによってではなく
いのちの更生として 夫に抱かれるだろう
わたし自身に晒されたわたしのよわさを
笑わずに
わたし自身に許そう
わたしのなかにやさしさが甦る
いのちのおののきを
やさしく 熱く 夫に向かわせよう
わたしのなかで
なにかが やぶれたようだ
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この不安 この戦きはなに ?
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 愛写真俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 愛写真俳句mokoi00301tq0403
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恍恍といつもひとすじ酔芙蓉
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恍恍といつもひとすじ酔芙蓉
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Posted by 青柳仁 at 14:56│Comments(0)
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