2014年03月19日
森0682『 看看涅槃堂裡禅 』tx09
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★ 森女遊泳0682『 看看涅槃堂裡禅 』ws12tx09
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看々涅槃堂裡禅
昔年百丈鋤頭邊
夜遊爛酔畫屏底
閻老面前奈飯銭
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看よ看よ、涅槃堂裡の禅、
昔年、百丈、鋤頭の辺。
夜遊、爛酔、画屏の底、
閻老、面前、飯銭を奈イカンせん。
仁訳
見てよ、見てよ、ほら、森公が涅槃さんのように寝ているよ、
ぼくはうっとりとそんな森女に見惚れて坐っているだけだよ。
昔々、百丈さんは弟子に鋤を隠されて、絶食したものだけれどね。
ぼくなんか一日何にも為さずに絵屏風の陰で泥酔しているばかりなんだ、
閻魔さんにその酒代を支払わされても、溜まりすぎて払えやしないよ。
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女の寝顔はビューティフル、
命の花と咲いている。
働かざる者食うべからずだが、
ぼくはただ花を眺めて
惚け冥利 五行詩tx0901
この詩は一休さんが偶然にも住吉で森女さんと再会して、あまりの懐かしさに森女さんと再会を喜び語り明かす夜のひと時と読んでもいいようです。
ぼくはもう来る日も来る日も夜遊び、爛酔して粋がっているというのに、この女の無垢な笑顔はなんという美しさだろう。
話を聞けばぼくなどが想像することもできない人間地獄を生きのびてきたというのにこんなにも穏やかな清浄な表情でいることができるものなのか・・・
荒廃し尽くした戦乱の世の中の殺戮と飢餓地獄の有り様を見てきた一休さんにそれは神秘的な幻想を抱かせる森女さんの無垢な微笑みの美しさでした・・・
その森女さんの微笑みに、一休さんは弥勒菩薩さんの現成を幻視したのでしょう。
その現成した弥勒さんとの至福の愛を幻視して、一休さんは恋弥勒賛歌の詩を『夢閨の詩』として狂雲集に収めています。
ぼくの言葉遊びの道標のひとつですけれど、森女さんの夢閨の詩を辿って、真似恋弥勒さんの幻想を遊ばせてもらいます。
木の芽吹く山路ささやきあい満ちる 旅仁tx0902
分別もなく命清浄
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